プリントアウトの大切さと、企業の冷たさ（長編）

【Today’s to Do】出○興○説明会・選考会

履修登録の変更手続き窓口が昼過ぎまで昼休みをかましていて出せなかったため、図書館に行って出してくれる友人を探し、見事ゲット。

これで13時からの説明会には余裕で着く♪と、地下鉄の中で今日受ける会社の志望動機なんか考えたりして、おもむろに会社へ。　と、会社が見つからない。　おいおい、、、この辺って地図に書いてたじゃないか。。　カメラ屋がここで・・・汗（この日はホント暑かった）

一区画をぐるぐる回る。　時計を見るともう13時にさしかかろうといているじゃないか！コンビニで売ってる「まちず」を開くが、細かい社名なんて載ってるはずもなく、

「ギブ」

そのコンビニでキムタクCM出演で有名になった
某炎の珈琲を飲み飲み、駅近くのオフィスで働く先輩に電話をかける。

きいたん(以下K)「見つからないのであきらめます」
Mさん(以下M）「会社の電話番号調べてあげようか？」
K「いや〜、もう時間過ぎてるし、あきらめます・・・」
M「そう・・地図も何もコピってないの？？」
K「はい・・・」

そう、これがおれの数多い欠点の一つ。　油断が過ぎる。　説明会予約画面に出ていた地図一枚を印刷する手間をかけていれば・・・相当なアホウだなと、自己嫌悪に陥る。

K「今から会社にお邪魔していいですか」
M「今私以外シ〜ンとしてて厳しそう。私が降りていくわ」

そんな会話をしていた矢先、目の前に「出○興○」の文字が！！

K「見つかりました〜。。」

その時点で13時15分過ぎ。　さて、何と理由をつけようか。

K「申し訳有りません、13時半ということで確認しておりまして・・」

会社「あぁ、そうですか、まだ説明は始まってませんから、どうぞ」

意外と素直に入れた。　同罪の人がもう一人同時に来たので、それも助かった。

淡々と説明は進み、今日の会社はここから選考に入る。　と、一人の女性が席を立ち、帰っていった。　彼女は説明会の質問会の中で、「外国人採用」について、また「女性採用」について聞いていた。　人事の人が、前者については前例がないこと、後者はまだ微々たる数字であることを告げると、彼女は一気に意欲を失ったらしく、受ける意味がなくなったと判断したのだろう。

帰ろうとする彼女に人事の人も、「あ、そうですか、ありがとうございました」と、そつない返事。　おれはかなり憤った。　「何で？受けてみるだけ受けてもいいんじゃないの？」　でも、それを彼女に言うことが果たして必ずしもいいことにはならないことが頭をよぎり、何も言えなかった。

「アットホームな社風」を謳っていたこの会社を、かなり疑ってしまった。　受ける、受けないは彼女の自由だけど、具体的な前例を言った後の会社側の彼女へのフォローも何もなし。　「採る気はないから」と言い捨てているように思えた。

おれは彼女の気持ちがすごくわかる。　自分自身、航空業界受験で男性をあまり、いや全く受け入れない会社に沢山出会った。　聞けば「適性がある人を採っています」と。　適性が女性であることくらい、数字見ればわかるっちゅーねん！！　それと同じような「暗黙の了解」が、多くの一般企業ではびこっているのは、残念で仕方ない。

そんな複雑な気持ちを抱きながら、筆記試験、面接と受けた。　「これが現実なのか・・・けど・・・」
なんだかしこりの残る会社だった。　

17時ごろ終わってから、昼間お世話になった先輩と、ギバちゃんを目撃したというそば屋でズルズルッとざるそばを頂き、スタバでお茶して、帰宅。

シュウカツって、いろいろ知れるなぁ・・・と感じた一日でした。

読んでくれた皆様、長文失礼いたしました。